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  • 執筆者の写真Natsumi

PADDLER TRAINING SESSION REPORT⑤-2

みなさんこんにちは、Natsumiです!

この2日間、ずーっと雨が降っています…☔️ 1日中降り続くのは久しぶりではないでしょうか?

今日は前回のレポートの続きについて✍️

前回のトレーニングセッションの後、呼吸についてのレクチャーをしました。

お説教中のようですが……😎



みなさんどれくらい「呼吸」について意識していますか?

SUPを漕ぐ上で呼吸はかなり重要なものになってきます。もちろん、SUPに限らず、全てのスポーツにおいて呼吸は重要です。呼吸について知識があり、コントロールできるようになると格段にパフォーマンスが上がります。

疲れにくくなる

体が柔軟になる

パワーが出る

平常心を保つ

などなど。

その呼吸について今日は書きたいと思います。

まず、漕ぐ、という動きの中での呼吸の流れは

パドルを挿し、水をキャッチし、引き寄せる→吐く

上体を起こしてくる→吸う

となっています。

やってみて欲しいのですが、パドルを挿す時に吸ったり、上体を起こしてくる時に吐くことはかなり無理があるはずです。

人間は吸う息が重力に逆らう動きにリンクしやすいのに対し、吐く息は重力に従う動きにリンクしやすくできています。

ラジオ体操の深呼吸でも、腕を上にあげるときに大きく吸い、手を下ろすときに吐きますよね。

呼吸が乱れる時というのは、体の動きと呼吸のリズムが合っていないことが大きな原因の一つです。

もちろん体を激しく使ったり、ダッシュの時のように無呼吸状態が続いて息があがる、というのはありますが、一定のペースで漕ぎ続けているのにひどく疲れてしまう、なんだかペースが上がらない…など、いわゆる「ノっていない」状態の時は、呼吸と動作が合っていないことが多いです。

逆にいうと、体の動きと呼吸が合っていれば、疲れにくく、パドルのリズムもよく、ペースも上げやすくなります。

なので、パドルする時に意識したいのはキャッチで吐き、体を起こす時に吸う。そのリズムはストロークの速さによって変化させることです。

ストロークを短くするときは「ハッハッハッハッハッハハッハッ」と速く、

大きく体を開いて漕ぐなら「スーーーハーーースーーーハーーー」とゆったりしたリズムで。

呼吸のリズムに合わせて体が動いていれば、いい流れで漕ぎ続けることができるはずです。

体の動きに合わせて息が「上がる」のではなく、息を「乗せる」イメージ。

体の動きと呼吸をリンクさせるために、まずは体の動きと呼吸は別のもの、と認識する必要があります。

別々に考え、別々にコントロールする。

レース中、漕ぎ続けているうちになんだかうまくいかないと感じる…そんな時は、一度自分の体の動きと呼吸をリセット